先日行われました県北四市三郡剣道大会において小学校高学年の部で優勝することができました!
長い歴史のある本大会ですが、鹿泉館が高学年で優勝したことはあったのでしょうか。。とりあえず平成中に1度は勝つことができたということでよかったです。
思い返すと新生鹿泉館の初めての団体優勝が2年前のこの大会、小学校低学年の部でした。その時とほぼ同じメンバーで挑んだ今大会でしたが、目の前の試合に集中すること、今できることを一生懸命出し切ることを目標に頑張った結果だと思います。
「自分を信じる、仲間を信じる、俺を信じる、俺もみんなを信じている」
決勝では6人が一つになっていたと思います。チームのために戦うって個人競技だとなかなか難しいことですが、それができるようになったチームは個人で戦うのよりも何倍も力を発揮しますね。まだまだ本物ではないですが、これをきっかけにまた成長できそうな気がします。
試合ではいつも伝えていることを一生懸命に発揮しようとする子鹿たちの姿に本当に感動しましたし、補員登録のエリも休むことなく大きな声で応援してくれていました。
なかなか稽古時間を増やしてあげることができず、人数が揃っていた低学年の時はいくらか勝てても、高学年になると稽古量の多いチームにはなかなか勝てないのかな、、とふと思うこともありましたが、彼らの日々の頑張りと今回の結果で、鹿泉館の進むべき道は間違っていなかったのかなと思うことができました。
上達のためには小学生であっても稽古の量ではなく質が大切であること。質を上げるために生徒自身の剣道に向かう姿勢を変えること。そのためには剣道に夢中になること。つまり剣道が好きであること。
これからも剣道が大好きな子を育てるという最大の目的を忘れずに、一回一回の稽古の質を大切に楽しく剣道をしていこうと思います。
また、前日の中学校総体から今回の四市三郡大会と鹿泉館の先輩組が大活躍してくれました。
男子個人戦ではハヤテが優勝、コウタが準優勝、女子個人戦でも先月まで小学生だったアスカが準優勝と早速結果を出してくれました。団体戦にも多くの先輩たちが出場し、各中学校の主力として活躍してくれていました。
こうして中学校、高校に行っても剣道を続けてくれていることが本当に嬉しいですし、後輩たちの応援に駆けつけてくれたり、後輩たちが先輩の試合の応援に行くことって素敵なことだなと思います。
まだまだ歴史は浅いですが、着実に鹿泉館の血がこの地域に流れてきていますし、きっとこれからこの地域を引っ張って行ってくれる存在になってくれると思います。
今週末から大型連休です。連休が明けるといよいよ目標としている大会があります。良いスタートをきれたからこそ、今一度試合の内容、不足な部分を振り返り、もう一回り成長して大会に挑みたいと思います。
終わりになりますが、主催であります大館市剣道協会様、試合をしていただいたチームの皆様、大会役員の方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。