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第63回秋田県少年剣道大会


久しぶりの更新になってしまいました。

最近は公私ともに忙しくしており、なかなか更新できませんでしたが、本日、全県大会に行って来ましたので報告です。

私にとって2回目の県少年大会でした。昨年は出場することに意味がある!でしたが、今回は日頃の稽古がどこまで通用するのか、何が足りないのかを知ることを個人的には考え、選手にはいつも通り、やって来たことを一生懸命出すこと、楽しい剣道をしよう!!といつもどおり送り出しました。

結果は低学年、高学年ともに予選敗退でした。良い試合もたくさんありましたが、打たれたところは反省する必要があります。いつも言われているところをたたかれてしまいました。。打たれて感謝。

両チームに言えることは立ち上がりの悪さ。。初戦から100%でいきたいところですが、エンジンがなかなかかからない。緊張なのか、体の調子なのか、なるべくいつもどおりの稽古ができるよう、毎回、朝稽古は私も一緒に稽古して、息があがるよう作っているはずですが、一試合目にベストで持っていくことがうまくできていません。これは私の気持ちの持っていき方や選手に話す言葉などもっともっと選手の性格や調子を見ながらアドアイスできないといけないと反省です。

大人でも一試合目に合わせるのは難しいところ、なんとして選手の心と体をもっていくのか、他のチームはどうなのか、、、見て色々勉強しました。どのチームもやはり初戦の入りは苦労している様子、ただ絶対的に違うのは地力があるかないか、多少調子がのっていなくても強豪チームはその中できちんと勝ち切る術を知っています。うちのチームに現段階ではない力です。チームで1本を繋ぐこと、1本にこだわること、貪欲に取りにいく姿勢、これが、今後鹿泉館が上位に食い込んでいくるようになるかポイントになる点だと感じました。

他チームに比べて少ない稽古日数。それを言い訳にしているうちは決して勝てない。負けた時の言い訳にしている自分が嫌になります。こんなに剣道が好きで、休まず一生懸命稽古に取り組む子鹿たちに何とか勝ってほしい。最近の試合ではこればかり思ってしまいます。

やっぱり小学生です。みんな勝ちたいし、負けたら悔しいはず。

「試合に出るからには勝つこと以外目的はない」

これは大学の師範の先生が話していた言葉です。生徒には出し切る稽古、出し切る技をと常々伝えていますが、そろそろ試合のコツや勝負のポイントを稽古の中で伝えていく段階に来たのかなと今日の試合から感じました。勝ちに執着してはいけませんが、正しく勝つ。楽しい剣道で勝つ。これをもっと追い求めたいと思いました。

一ヶ月後、また同じ会場で試合があります。この一ヶ月でなんらかの成果が出せるよう、ポイントを絞って稽古していこうと思います。

子鹿の皆さんも今日、何かを感じ、行動に移してくれていることと思います。鹿泉館はここから化けます。

最後に、低学年の試合終了後、コート審判をされていた伊藤先生にお声をかけていただきました。選手一人一人にアドバイスをいただき大変勉強になりました。さすが少年指導を長年されてこられた先生です。初めて見た生徒の特徴や、改善ポイントを的確に分かりやすく伝えていただきました。最後にたくさん褒めていただきました。ありがとうございました。

応援してくれる先生はたくさんいます。すごく期待もしてくれています。期待される選手に育って来たことに少し安堵できた監督です。


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