第19回花下旗争奪剣道優勝大会
- rokusenkankendo
- 2017年7月24日
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花下旗に初めて参加してきました。
この大会は隣町の能代市で長年行われている大会でしたが、今回から参集範囲を県北地区に広げていただき、参加することができました。地域に根付いている歴史ある大会に参加させていただき能代山本剣道連盟の方々には感謝いたします。
さて、鹿泉館からは2チームのエントリーでした。大会は通年ということで、学年ごとにバランスよく、いつもとは違うメンバーで出場しました。当日はメンバーが全員集まらない状況でしたが、2チームとも稽古してきた内容を出すことを目標に一生懸命頑張りました。今の流行りは返し胴のようです。笑
どちらも予選を抜けることができませんでしたが、2チームとも半数が低学年と若いチームでしたが、他のチームの高学年生にどんどん挑んでいく姿にたくましくなったなぁと思って見ておりました。
他チームの5、6年生は基本がしっかりしていて、打突の強さや、決め、機会がよくとても勉強になりました。普段はなかなか上の学年と試合をする経験がない3、4年生軍団にとって実りある大会になったことと思います。
また、高学年は最近、よくなってきているなぁと思っていたところ、結果も出てくれて安心しました。一本を取ることが難しかった春から、一本をとり、一勝することができるようになった夏を迎えました。これは冬の努力の成果だと思います。剣道は時間がかかる。。。
さて、子供達は夏休みに入ったようです。自由な時間があるぶん、少しでも剣道を考える時間を作ってくれたらと思います。なかなか他のチームのように稽古回数を増やすことができないぶん、家庭で剣道に触れる時間を作り取り組んでくれたらと思います。おすすめはラジオ体操後!!
昨晩のスポーツニュースで規律か自主かという対照的なチームの特集を見ました。一方は徹底管理の規律を重視するチーム。完全寮生活、ランニングの歩幅さえ揃えるという徹底ぶりでした。もう一方は自主性を重んじており、練習は短時間集中、練習メニューも自分で考え、定時には自宅に帰り、あとは生徒に任せてるというもの。
どちらのチームも全国優勝に最も近いチームであり、どちらの方針も正解です。
鹿泉館は、、、生徒の自主性を重視するしかありませんし、重視したいです。結局戦うのは自分一人、剣道は打つも守るも自分一人の判断で行わなければなりません。結局のところ剣道に関しては規律よりも自主性が必要なのかなと思います。
そして何より好きで、楽しいことが最後は強いのかなと思います。
これを知る者はこれを好むものに如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。(論語)
剣道をただ学んでいる者は、剣道を好きな者には敵わず、剣道を好きな者は、剣道を楽しんでいる者には敵わない。
剣道が楽しい人って道場だろうが、家だろうが学ばずには(稽古せずには)いられないはずですよね(^ ^)